ergofitを語る

TALK ABOUT ergofit

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長年「足」に関わってきた専門家が集結し、実現したカスタムオーダーシューズergofit。専門家それぞれの思いを語ってもらいました。

ergofitで、シューズの可能性を拓く

株式会社キタイ 代表取締役社長 喜夛輝昌

ergofitを創案。靴下製造会社として、これまで多くの有名スポーツブランドの靴下を手掛け、その品質と機能性には定評がある。近年はオリジナルの靴下ブランドなど新商品の開発に挑む。

 

靴下製造会社がなぜシューズの分野に進出されたのでしょうか。

当社は、様々なスポーツブランドの靴下を製造する傍ら、オリジナルブランドにも取り組んできました。
さらに新たな商品開発を考えていた折、靴下編み機メーカーが靴を製造できる機械を発表したのです。それがきっかけで、靴に着目し、靴の市場を調査するに至りました。
すると、多くの人が自分の足に合った靴がなく、足の悩みを抱えていることが見えてきた。既成サイズの靴に不満を抱える方が潜在していたわけです。
こうした方々に、自分の足にフィットするオーダーシューズを提供すれば受け入れていただけるのではないか。そう思い、ergofitを考案したのです。

自分の足に合った靴がなく、悩んでいる人が多いのはなぜでしょうか。

市場に出回る靴のサイズはせいぜい10~20サイズです。その限られたサイズの中から、皆さん、靴を買っている。
これほど消費者が販売者側に歩み寄る商材は他に無いのではないでしょうか。
長年、人の足を研究してきましたが、百人が百様の足の形状をしています。生活習慣や骨格の違いからくるものでしょう。
ところが、既成靴のほとんどは、工場の生産性や在庫効率の観点から企画されたもので、個人差をいちいち拾っていたのでは非効率・コスト高になる、というプロダクト側の論理が働くのです。

それで一人一人の足のデータを元に靴を作るergofitを考案した訳ですね。

はい。消費者の個性は、効率化のもとにこれまで切り捨てられてきました。ですから、ergofitは、皆さんの個性を救う存在になると思います。
百人が百様の足形状であることを認識することで、靴サイズのあるべき姿に変革が起きます。もちろん、デザインや見た目のスマートさも必要ですが、何よりも優先していただきたいのは履き心地です。
我慢して履く靴が様々な身体的障害をもたらす原因となっていることは、多くの方が感じていることではないでしょうか。

お客様へのメッセージ

靴の履き心地の改善は、ビジネスからスポーツまでライフスタイルのあらゆるシーンを快適にできる可能性があります。ですから、ergofitの履き心地をまずは体感していただきたいですね。
きっと、「ああ靴ってこんなに履いていて自然なものなんだ」と実感していただけると思います。

足の機能性に精通する、ergofitアドバイザー兼インソール監修

株式会社クレアヴィータ 代表取締役社長 橋本賢太

大阪府サッカー協会医学委員会トレーナー、日本ろう者サッカー協会デフフットサルトレーナーとして、育成年代やプロスポーツ選手からアマチュア選手まで様々なスポーツを行う人たちの障がい予防を中心に、講演会や治療を行う。オーダーインソールなど障がい予防となる商品の開発にも力を入れる。

 

橋本さんはergofitのアドバイザーをされています。ergofitに賛同したのはなぜですか。

小さいころから、靴が好きで、医療従事者になって足から人の体へもたらす影響を知り、ergofitのコンセプトが自分のやりたいことが合致したためです。

足にとって大切なことは何ですか。

足の機能を知り、しっかりと使ってあげることです。
足の形状、皮膚、神経、筋肉など連動して動かしたり、皮膚を柔らかくすることで機能を維持できます。
無意識に私たちを支えている足ですが、足には沢山の機能が内蔵されています。
骨や筋肉の動きの連鎖もそうですが、足裏の皮膚からの情報を入力したり、反射などが脳に刺激として入ることで人間の平衡感覚も助けています。
小さい靴や大きすぎる靴を履くことで出てくる弊害も少なくありません。
足の機能を生かすような靴やインソール、靴下などを履いてほしいですね。

ergofitのインソールの監修もされています。インソールへのこだわりはありますか。

こだわりというか、足の形状で悩んでる方、足の歪みが腰痛や膝痛に影響している方に使用していただきたいです。
また、今回のインソールはパットを貼ることでカスタムできる仕様になっています。左右別の症状をお持ちの方にも、調整しやすくなっています。
専門的に細分化しすぎると汎用性にかけるので最低限のパーツを作りました。簡易的な症状には効果をある程度発揮すると思います。

足の専門家から見たergofitとは?

今までに、足を計測し、靴を選択するといったサービスを展開するところは沢山ありましたが、ergofitは足を計測し、その足の木型に合わせて、しかも左右でサイズを選択できるといったものなので、今までの市場にはなかったサービスと合わせた新しい靴の買い方になります。
足に悩みがある方は結構重厚なつくりのオーダーシューズばかりで、しかも値段も高額なものが多かったです。ergofitのように普段履きできるようなスニーカータイプのものは今までありませんでした。そのどこもできなかったサービスの展開ができるのがergofitです。理想的な靴の買い方になると思います。

お客様へのメッセージ

靴、インソールなどをカスタムして履くことが当たり前になればと思います。
身体と同じで、足も履くものによって変形などを起こしてきます。健康寿命が言われる中、歩けることで保てる健康はあります。
ぜひergofitを手に取っていただき、生活の中の健康づくりに役立てていただければと思います。

靴づくりのプロが新たな境地に挑む

株式会社ルーチェ 代表取締役 藤長穂佳

兵庫県神戸市長田で靴の製造に長年携わる。海外からソールの仕入れから、企業の靴づくりのサポートも行う。

 

今回、ergofitの靴づくりを引き受けることになったのはなぜですか。

長年の靴づくりの経験から、オーダーメイドで靴を作るのが理想形だと感じてきました。足の形や大きさは人それぞれ違いますから、体に負担なく快適に歩ける靴を提供するためには、それがベストなのです。
しかし、今の靴業界では難しい。なぜなら通常の靴づくりは、とても手間がかかります。木型から型紙を取り、一つ一つ裁断した素材を縫い合わせていく。カスタムオーダーの靴はコストや時間がかかりすぎて、市場価格に合わないのです。
しかし、ergofitの話を頂いた際、「靴下の丸編み機でオーダー靴を作る?それならできる!」と思いました。
ergofitは靴下の生地を木型にかぶせてアッパー部分を作ります。これなら、通常の靴より時間をかけずに靴が作れる。
今まで無理だと思っていた、一人一人の足に合わせた靴づくりが実現するかもしれない。そう思ったのがプロジェクトに参加した理由です。

靴製造において、これまでなかったプロジェクトといえますね。

そうですね。「一人一人、お客様の足のデータを元に靴を作る」さらには「左右サイズ違いの靴も提供する」。これは長く靴づくりに取り組んできた私たちにとっても、すごく画期的なことです。今まで靴業界がしたくても実現不可能だったことで、私たちの夢でもありました。

ergofitで私たちの靴はどうなっていくと思われますか。

多くのお客様が自分の足に合う靴がないというお悩みを持っていらっしゃいます。ergofitならそれを解消することができ、また、靴擦れや外反母趾など足のトラブルを未然に防いだり改善したりすることができると考えています。

お客様へのメッセージ

ergofitを一度履いていただきましたら、きっと離れられないと思われるはずです。そしてきちんと足を測って靴を作ることが、「靴を買うこと」のスタンダードになってほしいですね。まだまだ広がる靴の可能性に、私自身、とてもワクワクしています。

3D足形計測器“INFOOT”(インフット)の生みの親

株式会社アイウェアラボラトリー 篠原浩徳

身体情報(かたち・動きなど)を生活、流通、産業との接点で運用する新しいビジネス・シーン、ビジネス・スキームを創出。その一環で、3D足形計測機 “INFOOT”の開発、製造、販売や、足形データにまつわる様々なサービスの開発、提供を行う。

 

INFOOT(インフット)とは、どのような機器ですか。

INFOOTはergofitの靴づくりの第一段階といえる、足の三次元計測を行う装置です。正確な三次元形状と骨の位置を表す解剖学的特徴点を取得し、各種の寸法を計測定義に基づき計算し表示します。
ergofitには、こうした正確な三次元データを基にした設計思想があることが特徴です。

ergofit独自の足のデータ利用はありますか。

ergofitの製品・サービスの土台には、INFOOTで計測した蓄積データの分析及び解析から、日本人の足長及び足囲(足幅)分布の大半をカバーする靴型設計とサイズ展開がされています。
また、標準サイズから少し離れた足であってもインソールのカスタマイズでフィット性の高い製品を提供できるのですが、これにも計測データが利用されています。

カスタムオーダーシューズを作りたい方のニーズは高まってると思われますか。

はい。パフォーマンス向上を求めるスポーツプレイヤーはもちろん、靴を履かれて痛みや違和感を感じる方々は靴のカスタマイズや、あつらえ靴を求めていると思います。
また、誰しもが自分の足にぴったり合う靴を探しておられると思いますので、今後このニーズは一般の方にも拡がっていくと感じています。

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